成長痛・オスグット
お子様に以下のような症状はありませんか?
- 膝の下に痛みがある
- スポーツ後に膝の下が痛む
- 医療機関でオスグッドと診断された
- 膝の下が膨らんで出っ張っている
- かかとに痛みがある
- 歩くたびにかかとが痛い
- 病院でセーバー病と診断された
- ジャンプの着地時にかかとが痛む
これらの症状は成長期に多く見られる「成長痛(オスグッド・セーバー)」の可能性があります。主に3歳から12歳の子どもに発症しやすいといわれています。中でも膝の成長痛を「オスグッド」、かかとの成長痛を「セーバー」と呼び、それぞれの特徴について解説します。
成長痛(オスグッド・セーバー)の原因|石山東洋鍼灸整骨院
成長痛(オスグッド・セーバー)は、骨が急速に成長する過程で起こる骨の症状です。
筋肉は骨に付着していますが、筋肉が硬くなると付着部が強く引っ張られます。通常であれば筋肉の柔軟性により問題は起こりませんが、成長期は骨が急激に伸びるため、その引っ張りが過度になると痛みが発生します。
特に成長期の骨は柔らかいため、引っ張られることで膨らんで隆起する場合があります。これがオスグッドでよく見られる症状です。大人になると骨の成長が止まるため、同様の症状は出にくくなります。
成長期の子ども全員が発症するわけではない|石山東洋鍼灸整骨院
成長痛(オスグッド・セーバー)は、すべての子どもに起こるわけではありません。成長スピードが関与しており、急激な成長が筋肉への負荷を強めるため、痛みが出やすくなります。
特にジャンプを伴う競技は骨への刺激が強いため、成長を促進し、結果として成長痛が発症しやすくなります。そのため、バスケットボールやバレーボールなどのジャンプを多用するスポーツに取り組む子どもに多く見られます。
成長痛(オスグッド・セーバー)の施術方法|石山東洋鍼灸整骨院
成長痛の症状や程度は子どもによって異なるため、適切な施術が重要です。基本的には、骨を引っ張っている筋肉を柔軟にすることが目的となります。
・オスグッドの場合: 大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)
・セーバーの場合: 腓腹筋・ヒラメ筋
これらの筋肉に対し、以下の施術を行います。
・マッサージ施術: 硬くなった筋肉を直接ほぐし、柔軟性を回復させる
・鍼灸施術: ツボを刺激して筋肉を緩め、痛みの軽減を図る
・ハイボルテージ療法: 炎症の除去および筋肉の柔軟化を促進
ハイボルテージ療法は、炎症を取り除く効果が期待でき、筋肉の引っ張りによる痛みを軽減するのに有効です。この方法で筋肉を柔らかくしつつ、炎症を抑えることがベストな施術といえます。
成長痛(オスグッド・セーバー)のメンテナンス|石山東洋鍼灸整骨院
成長痛(オスグッド・セーバー)は一時的に治まるものではありません。なぜなら、骨の成長を止めることはできないからです。
骨が成長し続ける限り、筋肉への引っ張りと炎症は繰り返し発生します。
そのため、
・安静と施術を同時に行う
・セルフストレッチや運動指導で負担を軽減する
といったメンテナンスが重要になります。
大津市の石山東洋鍼灸整骨院では、症状を和らげながら早期に体を動かせるようサポートし、患者様一人ひとりに適した運動やセルフストレッチを提案しています。
早期施術で将来のパフォーマンスを守る|石山東洋鍼灸整骨院
成長痛(オスグッド・セーバー)は、筋肉の柔軟性を早期に高めることで、急激な成長にも対応しやすくなります。痛みが出始めた段階でも構いませんので、お気軽にご相談ください。
大切なお子様が将来もスポーツに全力で取り組めるよう、また日常生活に支障が出ないよう、今のうちから適切な施術を受けましょう。