頭痛
- 雨の日や雨の日の前日に頭痛が出る
- 頭痛のせいで仕事を休んでしまったり支障が出ている
- 症状が強いときは吐き気や嘔吐を伴う
- 頭痛薬が必需品で手放せない
- 頭痛のせいでやる気が出ない
- 頭痛が出るのが怖くて何かをやれずにいる
頭痛が起きやすい人の特徴|石山東洋鍼灸整骨院
●疲労が常に溜まっている方
●首こりや肩こりで悩まされている方
●精神的身体的にストレスを抱えている方
●生理痛が強く出る方
●長時間、不良姿勢が続く方
●運動不足を感じる方

こういった方は頭痛が起きやすくなります。
ですが、頭痛と一言で言っても原因は様々ありますので、それぞれに特有の何か原因があります。
そして頭痛にも程度・頻度・痛みの種類・出る場所など様々になりますので、原因によっては症状緩和にも時間がかかる場合もあります。
頭痛は誰しも感じたことがあるかと思います。風邪や体調不良で感じる頭痛も一つです。頭痛を感じると仕事や家事など日常生活を送るのに支障を出してしまいます。現在3人に1人は頭痛持ちと言われています。長年、頭痛持ちという方は半分諦めているという方もおられるでしょう。
「頭痛薬で治まるからいいや」とお思いの方もおられるでしょう。
大津市石山の石山東洋鍼灸整骨院での頭痛施術で長年のお悩みを解消しませんか?
頭痛のメカニズム|石山東洋鍼灸整骨院
そもそも頭痛はどこから痛みが発信されるのでしょうか?
頭痛に関係するのは脳へ向けて送られる神経と血管が関係してきます。
様々な神経がありますが、頭痛で特に大事な神経は【大後頭神経】

大後頭神経は首の真後ろを通り、後頭部に広がります。
大後頭神経は首の筋肉の中を通り、何らかの原因で筋肉が硬くなると神経が圧迫を受けるので頭痛に繋がります。他にも神経の通りが悪くなる原因があれば頭痛になるということです。
神経では大後頭神経が重要になってきますが、この神経が通る筋肉では【後頭下筋群】という小さな筋肉の集合体が重要になってきます。
一時期テレビでも取り上げられましたが、頭痛には非常に重要となる筋肉と言えます。

この写真は首を後ろから見ているものになります。
図のように片側に4つの小さな筋肉が存在します。
◆上頭斜筋
◆下頭斜筋
◆小後頭直筋
◆大後頭直筋
この4つの筋肉を合わせて後頭下筋群と呼びます。
恐らく頭痛を起こした際に首の付け根を押したくなると思いますが、この部分を押しているはずです。
無意識に押してしまうほど頭痛にとっては非常に重要な筋肉になるのです。
ではなぜこの「後頭下筋群」が硬くなってしまうのでしょうか?
頭痛の原因|石山東洋鍼灸整骨院
頭痛の原因は後頭下筋群の硬さによるものですが、では一体なぜ後頭下筋群が硬くなってしまうのでしょうか。
◇スマホを見ている時間が長い
◇デスクワークで下を向いていることが多い
◇仕事や趣味で細かい作業が多い

これらのことは下を向きっぱなしになると思います。
そうなると首の筋肉は常に張る状態になってしまいます。
頭は5キロほどあると言われているので、顔を下に向けるような姿勢になると頭の重みが直接首にかかってしまいます。
この状態は後頭下筋群へダイレクトに負担がかかっていると思ってください。

パソコンやスマホというのはこの現代社会には必要不可欠な物となってきました。そこから起こる肩こりや首こりは現代病と言われていますが、その延長で起こる頭痛も現代病の一種と言っても過言ではないかもしれません。
頭痛というのは肩こりのように常にあるというわけではありません。ですので、なったときは何とかして抑えたいと思うのですが、少し和らいでくると「すぐに治まるし我慢」「薬を早めに飲んでおけば落ち着く」と甘く見られがちです。
そこまで辛い状態になるのをわかっているのになぜ解消しようと思わないのでしょうか。

「自分は頭痛持ちだから仕方がない」と諦めている方も多くおられます。頭痛は原因がはっきりと解明されています。決して諦めるような症状ではありません。
石山東洋鍼灸整骨院でも施術を続けていって「そういや、ここ数ヶ月頭痛出てないな」という声もお聞きします。
確かに原因によっては回復まで期間が長くなってしまう場合もありますが、諦めずに施術を続けていけば少しずつ解消されるはずです。これを機に諦めていた「頭痛の無い生活」を手に入れてみませんか?
頭痛のタイプ|石山東洋鍼灸整骨院
頭痛は痛みの出る場所や痛みの出方、痛みの種類で大きく3つに分類されます。
≪緊張型頭痛≫
日常生活のストレスや疲労からくる筋肉の緊張で起こる頭痛はこれである可能性が高いです。
頭痛の中でも最も多いタイプです。
原因は筋肉の緊張による血流不足や神経の過敏からくるものです。

血管は筋肉と筋肉の間や筋肉自体の中を走っています。疲労やストレスが溜まると老廃物や疲労物質が血管の中に溜まり、血流を悪くしてしまいます。
すると筋肉は緊張してしまい、血管を圧迫してしまうことに繋がり頭痛を引き起こしてしまうということなのです。
神経は人間のあらゆるセンサーの役目をしているので、血流が悪くなっていたり、筋肉が硬くなっているとセンサーが異常な反応を示し、頭痛を引き起こすということです。また血流の悪さから緊張してしまった筋肉に神経が圧迫され、頭痛を引き起こすということもあります。
緊張型頭痛は具体的に頭全体が重たくなって圧迫されるような頭痛になります。
締め付けられるような痛みがあり、後頭部・こめかみ・おでこなどで頭痛を感じます。
多くは繰り返しのデスクワーク・スマホや長時間の運転のような頭が前に出ている姿勢により首の緊張からくるもので、血流が悪くなると「疲れ目」「目の乾き」「目のカスミ」なども自覚することもあります。
また精神的な悩みを持っていると神経が興奮状態になりやすく神経も疲労します。
≪片頭痛≫
何らかの原因で脳の血管が広がり、炎症を起こしてしまいます。

特徴はズキンズキンとした拍動性の痛みで頭の片側に起こります。稀に両側に出ることもあります。痛みは数時間から2,3日続くこともあるようです。
症状が強いと吐き気を催し、光や音に過敏になることもあります。そういった刺激が加わると手足が痙攣することもあります。
このような頭痛の場合は血管が広がるような行為はしてはいけません。
血管が広がる行為というのは「温めること」です。
過度なマッサージや長風呂など首元を温めるようなことは症状を強くしてしまうのでNGです。
原因が血管が広がることによるものなので、まずは安静にすることが大切です。場合によっては冷やしてあげることで症状は和らぐこともあります。
≪群発頭痛≫
群発頭痛は一番聞き馴染みのないタイプかもしれません。

特徴としては毎年決まった時期に起きることがあり、痛みはこの3の中でも特に強いです。目の奥をえぐられるような激しい痛みとよく表現され、痛みは数十分から数時間続き、それが1日に3,4回、そして数ヶ月続くこともあります。
このような強い症状から「痛みの王様」とも言われています。心筋梗塞、尿路結石と並んで「世界3大激痛」の一つと数えられることもあります。
この頭痛も血管が急激に広がることが原因とされており、精神的なものも大きな要因を占めているようです。
有名人でも罹患されており、ハリーポッターの主人公役の俳優さんもこの群発頭痛に悩まされていたというのは有名な話です。
頭痛の施術方法|石山東洋鍼灸整骨院
当院で行う検査方法
1. 姿勢とバランスのチェック
まず立位で正面・側面・後方の姿勢を観察し、肩や骨盤の高さ、背骨のゆがみ(猫背・反り腰など)を総合的に確認します。さらに歩行や立ち方のクセ、左右の脚長差を簡易的にチェックし、身体全体のバランスの崩れや生活習慣による負荷を把握します。
2. 関節の可動域テスト
股関節・腰・首・肩など主要な関節を、ゆっくりと動かしてもらいながら可動域を測定。左右の動きや可動域の広さ・狭さ、痛みの有無を細かくチェックすることで、どの関節や筋肉が制限されているかを特定します。
3. 触診による筋・骨の状態確認
骨盤周囲や肩関節、手首・膝などの関節まわりを手で軽く押して、硬さ・張り・炎症サインを探ります。筋肉の緊張やトリガーポイント(痛みの引き金となる部位)の有無を触覚で捉え、問題箇所をピンポイントで見つけ出します。
4. 神経症状のスクリーニング
首や腰を特定の角度に動かしたり、軽い圧迫や引き伸ばしを加え、しびれや放散痛、だるさなどの神経症状が誘発されるかを確認。動きに伴う症状の出現パターンから、神経根や坐骨神経などの圧迫・炎症の可能性を絞り込みます。
5. 東洋医学的な体質評価
お腹(腹部)に手を当てて硬さ・冷え・拍動を感じ取り、内臓や自律神経の状態を診断します。合わせて手首で脈を触れ(脈診)、舌の色や舌苔(ぜったい)の状態を観察し、「気・血・水」のバランスや虚実のタイプを判定します。
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これらの検査を組み合わせ、痛みや不調の原因を多角的に分析したうえで、最適な施術プランをご提案します。
→ 詳しい検査方法の詳細はこちら
超音波施術
超音波施術は、専用の機器を使って、筋肉や関節、靭帯などの深部組織に音波や電気の刺激を与えることで、痛みやこわばりを和らげ、回復をサポートする施術です。手では届きにくい体の奥の組織にまで刺激を届けられるのが大きな特長で、スポーツによるケガや慢性的な不調など、幅広いケースに対応しています。

1秒間に100〜300万回の振動を与える「ミクロマッサージ作用」により、細かい細胞レベルの刺激を届けることで、筋肉の緊張やむくみを和らげたり、関節の動きをスムーズにしたりすることが可能です。
また、150V以上の電気刺激(ハイボルテージ)を使うことで、深部までしっかりとアプローチし、不快感の軽減や回復力の促進も目指します。
さらに、音波の振動が発する「温熱効果」によって、血流が良くなり、慢性的なだるさや筋肉の張り感が軽くなったり、組織の柔軟性が高まったりすることもあります。
痛みがある場合や、運動後の張り、回復のサポートが必要なときには、電気の設定を切り替えながら、刺激の強さや深さを調整して使用します。
施術の際は、患部に専用のジェルを塗り、機器の先端(プローブ)をゆっくりと滑らせながら照射していきます。症状に応じて、関節を動かしながら行うこともありますので、より実際の動きに近い状態でのアプローチが可能です。
急性の痛みから慢性的な違和感まで、幅広い不調に対して“届きにくいところまで届ける”サポート施術として活用されています。
手技療法(マッサージ)
当院の手技療法は、筋肉・筋膜・関節といった身体の組織に対して、解剖学的な知識をもとに行う本格的な施術です。
表層の筋肉だけでなく、コリやハリの原因となる深層筋にも的確にアプローチし、全身のバランスを整えていきます。
指や手のひらで筋肉の流れに沿って圧をかけ、筋肉の緊張をゆるめながら、血流やリンパの流れを促進。

これにより、慢性的な肩こりや腰の重さ、背中のハリなどがやわらぎ、身体全体の動かしやすさや軽さが実感できるようになります。
また、施術中はお一人おひとりの状態に合わせて、ツボへの刺激や筋膜のリリースといった手法も取り入れます。これにより、神経の働きがスムーズになり、首・肩まわりの可動域が広がったり、眼精疲労や睡眠の質にも良い影響が現れるケースがあります。
「なんとなく身体がだるい」「疲れが抜けにくい」「肩や腰がいつも重たい」など、原因がはっきりしない不調にも幅広く対応できるのが特長です。単なるリラクゼーションではなく、日常生活の不快感や違和感にしっかり向き合うマッサージとして、多くの方にご利用いただいています。
永田式 背骨・骨盤全身矯正

永田式の矯正プログラムは、「骨盤」「背骨」という身体の土台部分に注目し、全身の構造バランスを根本から整えることを目的とした施術です。
姿勢のクセや筋力の左右差、デスクワークやスマホ使用による前傾姿勢、さらには産後の体の変化など、現代人の多くが抱える「ゆがみ」に対して、安全でやさしい矯正法を用いてアプローチします。
当院では、いわゆる“バキバキ”“ぽきぽき”と鳴らすような刺激のある矯正を基本としています。ただし、その刺激が怖い・苦手という方には、身体の状態に合わせたソフトな調整も行っており、無理のない範囲で施術を進めていきます。
骨格のアライメント(並び)を整えるだけでなく、必要に応じて筋肉や関節への手技も組み合わせることで、身体全体の協調性を引き出す施術です。
骨盤や背骨のゆがみが整うと、姿勢が自然と正され、呼吸が深くなったり、立ち座りの動作がスムーズになったりする変化が見られることもあります。また、自律神経のバランスが整いやすくなり、不眠や疲れやすさ、頭の重さといった症状の改善が期待できるのも特長の一つです。
「猫背が気になる」「出産後から体調が安定しない」「左右の肩の高さが違う」「慢性的に腰や膝が重い」など、身体の歪みや不調を感じている方に、ぜひ受けていただきたい施術です。
鍼灸施術
鍼灸施術は、東洋医学の考えに基づき、身体のバランスを整えながら不調の改善を目指す伝統的な手法です。専用の「鍼(はり)」や「お灸」を使って、体表にあるツボ(経穴)を刺激することで、めぐりを促し、心身の不調にやさしく働きかけます。
使用する鍼は、髪の毛ほどの細さで、注射針とはまったく異なるやわらかい刺激が特徴です。

多くの方が「思ったより痛くなかった」「むしろ心地よかった」と感じられるほどで、リラックスした状態で受けていただけます。
お灸は、もぐさ(艾)を使って温かさを与えるもので、じんわりとした熱が体に心地よく伝わり、冷えや緊張のある部分にも穏やかに作用します。
鍼灸は、もともと人に備わっている「自分で整える力(自然回復力)」や「めぐりの調整機能」を高めるとされており、関節の違和感や冷え、しびれ、緊張性の頭痛や不眠、生理痛など、さまざまな不調に幅広く対応しています。世界保健機関(WHO)でも多くの症状に対して鍼灸の有用性が認められており、慢性的な悩みを抱える方にも安心して受けていただける施術です。
また、当院では使い捨て(ディスポーザブル)の鍼を使用し、毎回必ず新しいものに交換しています。さらに衛生面に配慮し、施術前の鍼はすべて専用の滅菌保管庫で管理。安心・安全な環境で、心地よく施術を受けていただけるよう徹底しています。
「なんとなく体が整わない」「薬に頼らずにバランスを整えたい」そんな方にもおすすめの自然派ケアです。
今まで前述してきた通り、頭痛の原因は【筋肉の緊張】が多くを占めます。
大津市石山の石山東洋鍼灸整骨院ではそれぞれの原因に沿って施術を行っていきます。
まず筋肉の緊張ですが、「鍼灸施術」を行います。

鍼灸施術を行うことで後頭下筋群の緊張が緩和され、滞っていた血流が促進されます。
大津市石山の石山東洋鍼灸整骨院では首や肩といった局所の施術のみではなく、全身のツボを使用します。頭痛のツボは手や足にも存在しますので、そこも刺激を加えていきます。
頭痛は特に賞状の出る範囲や場所、強さによって使うツボや刺激量も変わってきますので、問診からお伺いした情報をもとに施術を行っていきます。
頭痛の原因が筋肉の緊張ですが、筋肉の施術を繰り返し行っていてもなかなか改善が見られない場合は別の視点から施術を行っていかなければなりません。
着目していただきたいのが筋肉の緊張を生みだしたのは何なのかということです。それの多くは姿勢の悪さです。
そのような姿勢の悪さを治していくために「骨盤矯正」を行います。

骨盤の上に背骨が乗っており、背骨の一番上が頚椎と呼ばれる首の骨になります。頚椎が頭痛に大きく関係しますので、頚椎の動きや位置状態などを調べていきます。
頚椎の中を血管や神経が貫くので、非常に重要と言えます。
骨盤矯正といっても骨盤だけではなく、頚椎の矯正も行います。これにより頚椎の動きが改善され、筋肉の負担が減って緩まりやすくなります。
頭痛は原因が解明されている症状です。
決して治らないわけではありませんので、現在頭痛でお悩みの方は大津市石山の石山東洋鍼灸整骨院にご相談いただければと思います。
頭痛と薬の付き合い方
皆さんは頭痛のときに薬を飲みますか?
多くの方が飲まれると思います。

薬を飲むと頭痛が治まるという方はこちらに目を通していただければさらに頭痛の施術にプラスになると思います。
私たちは立場上、「薬は極力飲まないでください」とよくお伝えします。
ですが、頭痛は別です。頭痛は日常生活に大きく支障をきたし、気分も疎外させてしまいます。
適度に飲むことは構わないと思っております。
さらに頭痛の治っていく過程ですが、すぐに良くなる方もいればそうでない方もおられます。
そうなると頭痛とは上手く付き合っていき、施術を行って徐々に症状を減らしていくしか道はありません。

そんなときには「薬は飲んでください」とお伝えします。
もちろん薬で治ることはないので、薬の量や飲むタイミングは重要になってきます。
それらも症状の経過を見て、「このぐらいの頻度で飲みましょう」「こういうときに飲んでください」といったアドバイスをさせていただきますので、「どうしても薬を飲みたい…」という方はお気軽にご相談ください。

















