肉離れ
- ふくらはぎで「ブチッ」と音がした
- 歩くとふくらはぎに痛みがある
- 太ももの裏が痛む
- 足が疲れやすい
肉離れとは?|石山東洋鍼灸整骨院
「肉離れ」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。正式には「筋挫傷」と呼ばれるもので、無理な動作や急な動きによって筋肉が強く収縮・伸張されることで発生します。これにより筋線維や筋膜が損傷し、痛みや違和感が生じます。
特に肉離れが起こりやすいのは、以下の部位です。
・ふくらはぎ(腓腹筋)
・太ももの裏(ハムストリングス)
・太ももの前(大腿四頭筋)
肉離れの症状|石山東洋鍼灸整骨院
肉離れの主な症状は、損傷した部分の痛みです。痛みの程度には個人差があり、軽い違和感だけのケースもあれば、歩行が困難になるほど強い痛みを伴うこともあります。
肉離れは、損傷の程度によって以下の3段階に分類されます。
Ⅰ度(軽度):筋線維の微細損傷。目立った損傷はないが、筋細胞に細かいダメージが生じる。
Ⅱ度(中度):筋線維の部分断裂。腫れや圧痛が現れ、損傷部にくぼみが見られることもある。
Ⅲ度(重度):筋線維の完全断裂。損傷部に明らかな凹みができ、皮下出血(内出血)が発生する。
肉離れの施術|石山東洋鍼灸整骨院
肉離れの回復には、炎症を抑え、損傷部位を修復することが重要です。そのために「鍼灸施術」と「超音波施術」を組み合わせて行います。
鍼灸施術
髪の毛ほどの細さの鍼を使い、筋肉やツボに刺激を与えていきます。鍼の痛みはほとんどなく、お灸も心地よい温かさで火傷の心配はありません。全身のバランスを整えながら、患部の回復を促します。
超音波施術
1秒間に数百万回の振動を発生させる超音波と電気刺激を組み合わせ、深部の筋肉までアプローチします。これにより血流が促進され、損傷した筋線維の回復を助け、痛みを和らげる効果が期待できます。
肉離れの応急処置(RICE処置)
受傷直後は「RICE処置」が基本となります。
Rest(安静):患部を動かさず、負担をかけないようにする。
Icing(冷却):炎症を抑えるために、患部を氷や保冷剤で冷やす。
Compression(圧迫):包帯やテーピングで軽く圧迫し、内出血や腫れを防ぐ。
Elevation(挙上):患部を心臓より高い位置に置き、血流を調整する。
肉離れは適切なケアをしないと再発しやすい症状です。痛みが引いた後も十分なケアを行い、再発予防に努めましょう。
大津市の石山東洋鍼灸整骨院では、肉離れの回復をサポートいたします。お困りの際は、ぜひご相談ください。