- 手の親指・人差し指・中指・薬指半分のしびれ
- 夜間や明け方に手がしびれて目が覚める
- 朝起きたときの手のこわばり
- ペンを握る・字を書くなどの細かい動作がしにくい
- スマホやマウス操作で手がピリピリする
- 物をつかみにくく落としやすい
- 手のひらの感覚が鈍くなる
- 親指の付け根(母指球)がやせて力が入りにくい
- 手首の痛みや違和感が続く
- 日常生活で手を使うと症状が悪化する
手根管症候群
手根管症候群とは|石山東洋鍼灸整骨院
手根管症候群とは、手首の内側を通る「正中神経(せいちゅうしんけい)」が圧迫されることで起こる神経障害です。
手のひらの親指から中指、薬指の半分にかけてしびれや痛みが現れるのが特徴で、進行すると指の感覚が鈍くなったり、物をつかみにくくなったりします。
「最近、手がしびれる」「朝起きた時に手がこわばる」「スマホを持つとピリピリする」
そんな症状がある方は、この手根管症候群の可能性があります。
この疾患は中高年の女性に多く、特に更年期や妊娠・出産期のホルモン変化とも関係があるといわれています。
また、デスクワークや料理、裁縫、スマートフォンの長時間使用など、手を酷使する生活習慣も発症リスクを高めます。
放置してしまうと、神経への圧迫が進行して回復に時間がかかる場合もあるため、早期のケアが大切です。

手根管症候群の主な症状と日常生活での困りごと|石山東洋鍼灸整骨院
手根管症候群の初期症状は軽いしびれや違和感ですが、次第に痛みや感覚の低下へと進行していきます。
代表的な症状としては次のようなものがあります。
・親指、人差し指、中指、薬指(半分)がしびれる
・夜や明け方にしびれ・痛みが強くなる
・朝起きると手がこわばり、指が動かしにくい
・細かい作業(ボタンを留める、字を書くなど)がしにくい
・物をよく落とすようになった
・手のひらの感覚が鈍い
・親指の付け根(母指球)がやせてくる
このような症状は、家事やパソコン作業など手をよく使う方ほど悪化しやすい傾向にあります。
特に夜間や朝方のしびれは、多くの患者さんが不快に感じる代表的なサインです。
また、症状が進むと感覚麻痺だけでなく筋力低下も伴い、日常生活に支障をきたすことがあります。
例えば、スマートフォンを長く持っていられない、ペンを握ると手が痛い、料理中に包丁を落としそうになるなど、「何気ない動作」がつらく感じるようになります。

手根管症候群の原因と悪化の仕組み|石山東洋鍼灸整骨院
手根管とは、手首の内側にある骨と靭帯で囲まれたトンネル状の空間で、その中を正中神経や腱が通っています。
この部分がむくみや炎症、姿勢の歪み、反復動作などで圧迫されると、神経の通り道が狭くなり、手根管症候群が起こります。
原因としては、次のようなものが考えられます。
・デスクワークやスマホなどでの手首の使いすぎ
・長時間の家事・育児による手の酷使
・手首の骨格や姿勢の歪み
・妊娠、更年期によるホルモンバランスの変化
・透析、糖尿病、リウマチなどの持病
・手首のケガ(骨折・捻挫など)後の後遺症
特にデスクワークが多い方は、手首の角度(手の甲を反らす姿勢)が続くことで手根管が圧迫されやすくなります。
また、首や肩の筋緊張や姿勢の悪さ(猫背など)も、神経の通り道を狭くする間接的な要因になります。
つまり、手首だけでなく体全体のバランスも関係しているのです。

放置するとどうなる?悪化時のリスク|石山東洋鍼灸整骨院
手根管症候群は、初期であれば適切な施術と生活改善で回復が期待できます。
しかし放置してしまうと、神経への圧迫が慢性化し、次のような症状が進行する可能性があります。
・感覚がほとんどなくなる(感覚鈍麻)
・親指の筋肉がやせて力が入らなくなる(母指球萎縮)
・ペットボトルのフタが開けられない
・つまむ・握る動作が難しくなる
・手術を検討しなければならないケースも
また、神経がダメージを受けたまま放置されると、回復までに時間がかかるだけでなく、完全に元に戻らないこともあります。
そのため、「軽いしびれだから」と放っておくのは危険です。
早めに専門的な施術を受け、原因にアプローチすることが重要です。

石山東洋鍼灸整骨院での手根管症候群の治療|石山東洋鍼灸整骨院
大津市石山の石山東洋鍼灸整骨院では、手根管症候群の症状改善に向けて、神経圧迫の原因を根本から整える施術を行っています。
当院では、手首だけでなく首・肩・背中など神経の通り道全体をチェックし、身体のバランスを整えることを重視しています。
主な治療法は以下の通りです。
・鍼灸治療:神経や筋肉の緊張を緩め、血流を改善して炎症を抑える。

・手技療法:手首・前腕・肩の筋肉を丁寧にほぐし、圧迫を軽減。

・ハイボルテージ治療:神経や深部の炎症・痛みに直接アプローチ。

また、再発を防ぐために、日常生活での手の使い方・姿勢のアドバイスも行っています。
患者さま一人ひとりの症状や生活環境に合わせたオーダーメイドの施術を行うことで、より早い回復を目指します。
手根管症候群は、最初は「少しのしびれ」から始まりますが、放置すると神経障害が進行してしまうこともあります。
大津市石山にある石山東洋鍼灸整骨院では、鍼灸と手技・ハイボルテージを組み合わせた総合的な施術で、手根管症候群の根本改善をサポートしています。
「最近手がしびれる」「朝のこわばりが気になる」などの症状がある方は、ぜひ早めにご相談ください。
正しいケアと施術で、しっかり回復を目指しましょう。


















