こんにちは！

鍼灸師の蒲原ですd(^_^o)

 

 

新年度が始まりもうすぐで2ヶ月が経ちますね。

そろそろ疲れが溜まっていると思われるので、今回は頭痛の中でも

肩こりから来る頭痛について紹介したいと思います。

 

 

 

 

《西洋医学的な見方》

【原理・原因】

・肩や首の筋肉の過緊張 

・血流悪化 →筋肉内に老廃物や疲労物質がたまる 

その刺激が筋膜や神経を介して痛みとして認識され、頭痛を引き起こします。

 

 

✴︎主に起こる頭痛のタイプ：

・緊張型頭痛（Tension-type headache）

鈍い、締めつけられるような痛みが特徴で、頭全体、後頭部、こめかみに広がることが多いです。

 

✴︎原因となる行動

• 長時間のデスクワーク
• 姿勢不良（猫背やストレートネック）
• ストレス
• 冷え

 

 

 

 

《東洋医学的な見方》

【原理・原因】

1. 気血の滞り（気滞・瘀血）
   • 肩周辺の経絡が滞ることで頭部へ気血が巡らず、頭痛発生。
2. 肝陽上亢
   • ストレスや怒りで「肝」の気が上昇しすぎると、頭部の熱や血流が増えて頭痛に。
3. 寒湿・風寒侵入
   • 外から冷えや湿気が肩背部の陽経を塞ぎ、経絡が滞って頭痛に。

 

 

 

 

 

《対処法・治療法》

【西洋医学的対処】

◎超音波治療：

　ハイボルテージ施術は、超音波と電気刺激を組み合わせた施術方法で、筋肉・関節・神経の痛みに直接アプローチします。この施術では、痛みの信号が脳に伝わるのをブロックしながら、超音波と電気刺激によって患部の回復を促進します。

ハイボルテージ施術

◎ セルフケア：

• ホットパックで温める（血流改善）
• 軽いストレッチ・肩回し体操
• 姿勢改善（デスク環境の見直し）
• カフェインの適量摂取（血管収縮作用で一時的に緩和）

◎ 薬物療法：

• 鎮痛薬（例：アセトアミノフェン、イブプロフェン）
• 筋弛緩剤（慢性の場合）

 

 

 

【東洋医学的対処】

◎ 鍼灸：

• 肩井（けんせい）・風池（ふうち）・天柱（てんちゅう）・百会（ひゃくえ）・合谷（ごうこく）などを使って
  • 経絡の流れを整える
  • 肩の緊張を緩める
  • 気血を巡らせて頭痛を軽減

百会や合谷は、比較的自分で押しやすいのでお試しください(^^♪

経絡N全身鍼灸施術

◎ 漢方：

• 葛根湯（風寒が原因の場合）
• 釣藤散（ちょうとうさん）（肝陽上亢による頭痛）
• 加味逍遙散（かみしょうようさん）（ストレスタイプ）

 

◎ 生活養生：

• 湯船でしっかり温まる
• ストレスを溜めないように発散
• 夜更かし・スマホ見過ぎ注意

 

 

 

あなたの身体と心が、少しでも軽くなりますように。

 

私たちはそのお手伝いを全力でさせていただきます。

 

 

 

 

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