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痛む膝 東洋医学からのアプローチ 大津市 石山・瀬田の石山東洋鍼灸整骨院
今回は膝の痛みについて鍼灸でのアプローチ方法をお話していきたいと思います!
大津市 石山・瀬田の石山東洋鍼灸整骨院 鍼灸師の蒲原です(^^ゞ
「なんとなく膝が痛い」 「階段の上り下りがつらい」 「正座ができない」など、
膝の不調を感じている方は少なくありません。
年齢のせい…と思ってあきらめている方も多いですが、
実は膝の痛みにはさまざまな背景があり、東洋医学の視点でもアプローチできます。
膝の痛みの原因や症状について、西洋医学・東洋医学の両面からわかりやすくお話しします。
膝の痛み、なぜ起こる?
膝関節は、体重を支えたり動きをコントロールしたりと、非常に大きな負担を受けている部位です。
そこに何らかの不具合が起こることで、痛みや違和感につながります。
主な原因は以下のようなものがあります
- 加齢による軟骨のすり減り(変形性膝関節症など)
- 過度な運動や負荷(スポーツ・仕事など)
- 姿勢の乱れや体の使い方のクセ
- 筋力低下や体の冷え
- 気候や湿度の影響(梅雨や冬場に痛みが増す人も)
これらは複合的に絡み合っていることも多く、「年齢=原因」とは限りません。
症状は?どんなサインが出る?
膝のトラブルは、日常の動作で気づくことが多いです。たとえば
- 階段の上り下りで痛い
- 立ち上がるときに違和感がある
- 歩き始めがスムーズでない
- 正座やしゃがみこみがしんどい
- 膝が腫れぼったい、熱をもっている感じがする
中には「天気が悪い日になると痛む」という方も。
これは気圧や湿度の影響で関節まわりがこわばるためともいわれています。
鍼灸ではどうアプローチするの?
東洋医学では、膝の不調を“膝だけの問題”とは見ません。
体全体の巡り、冷え、内臓の働き、気血のバランスがどうなっているか——そこからひも解いていきます。
🔹ポイント① 「局所+全身」の両面から整える
痛みが出ている膝周囲のツボ(例:膝眼・犢鼻・梁丘など)には、血流を促し、筋肉や靭帯のこわばりをゆるめるような刺激を。
同時に、「腎」や「肝」の働きを整えるツボ(太渓、三陰交、足三里など)も使い、根本的な回復力や水分代謝のバランスもサポートします。
🔹ポイント② 冷えやむくみも見逃さない
「膝が重い」「天気で痛む」方には、巡りの滞りや冷えが関係していることも。
お灸や温めるツボを使ってじんわり内側から温めてあげることで、膝だけでなく足全体が軽く感じられることもあります。
🔹ポイント③ 動きをスムーズに
関節の動きや筋肉の柔軟性を引き出すために、腰や足首など離れた部位にもアプローチ。
鍼の刺激によって神経の伝達が整い、「スムーズに曲げ伸ばしができるようになった」と感じる方も少なくありません。
まとめ
膝の痛みは「年のせいだから」と片づけてしまいがちですが、体の使い方や巡りの悪さ、冷えなど、全体のバランスを見直すことで変わる可能性もあります。
鍼灸では、そうした体のサインを丁寧に読み取り、やさしくサポートしていきます。
つらさをがまんする前に、体に目を向けてあげるだけでも、気持ちや動きが変わってくるかもしれません。
気になる膝の違和感、まずはご自身の“巡り”に目を向けてみませんか?
あなたに合ったオーダーメイドの施術で、根本から改善していきましょう。
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