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産後の骨盤はどうなっている? 大津市石山東洋鍼灸整骨院
こんにちは!石山東洋鍼灸整骨院の西川です!
出産後に、
「骨盤が開いている気がする」
「産前のズボンが履きにくくなった」
「腰やお尻が痛くなりやすい」
「歩くときに身体が安定しない」
「下半身が大きくなったように感じる」
このような変化を感じる方は少なくありません。
妊娠中から出産にかけて、女性の身体には大きな変化が起こります。体重や重心の変化だけでなく、ホルモンの変化によって骨盤周囲の靭帯や関節にも負担がかかります。
特に妊娠・出産では、リラキシンなどのホルモンによる身体の変化が起こり、出産に向けて骨盤周囲の靭帯などがゆるみやすくなります。
また、産後は妊娠前とは身体の使い方が大きく変わります。
赤ちゃんを抱っこする、授乳する、オムツを替える、床から立ち上がるなど、毎日の育児動作によって腰や骨盤周囲に負担が集中しやすくなります。
厚生労働省も、妊娠・出産では体重増加や重心の移動、ホルモン変化など、身体に大きな変化が起こることを説明しています。
「骨盤が開く=骨盤が大きく広がった」だけではありません
産後の骨盤について「骨盤が開いた」という表現をよく聞きます。
ただ、実際には骨盤が単純に左右へ大きく広がったというだけではありません。
骨盤周囲の関節や靭帯、筋肉の状態に加えて、妊娠中から変化した姿勢や身体の使い方が重なることで、骨盤の傾きや左右差、ねじれなどが出ている場合があります。
今回の画像では、産後に起こりやすい骨盤の状態を大きく4つに分けています。

① 開きタイプ
骨盤が左右に開くような状態です。
画像のように、骨盤周囲が外側へ広がることで、
・下半身が大きく見える
・お尻が横に広がったように感じる
・脚のラインが気になる
・産前のズボンが履きにくい
といった悩みにつながることがあります。
ただし、見た目だけで「骨盤が開いている」と判断することはできません。骨盤周囲の筋肉の使い方や姿勢なども含めて確認することが大切です。
② 傾きタイプ
左右の骨盤の高さや動きに差が出ている状態です。
妊娠中はお腹が大きくなることで身体の重心が変化します。産後も赤ちゃんをいつも同じ側で抱っこするなど、左右どちらかに負担が偏ることで、身体の使い方に左右差が出ることがあります。
画像のような傾きがあると、
「片方の腰だけ痛い」
「立っていると身体がどちらかに傾く」
「左右で脚の疲れ方が違う」
などを感じる方もいます。
③ ねじれタイプ
骨盤周囲の左右の動きに差があり、身体全体のバランスが崩れているような状態です。
産後は授乳や抱っこ、寝かしつけなどで同じ姿勢を長時間続けることもあります。
その結果、骨盤だけではなく、背骨や股関節、肩まわりにも負担がかかり、
「腰が片側だけ痛い」
「お尻の左右で張り方が違う」
「身体をひねると動きにくい」
といった感覚につながることがあります。
④ 前傾・後傾タイプ
画像の右側にあるように、骨盤が前に傾きやすい状態や、後ろに傾きやすい状態です。
妊娠中はお腹が前に大きくなるため、腰を反らせるような姿勢になりやすくなります。
産後もその姿勢が残ったままだと、腰やお尻に負担がかかりやすくなります。
一方で、育児による疲労や筋力低下などから、背中を丸めて骨盤を後ろに倒すような姿勢になる方もいます。
そのため、産後の骨盤ケアでは「骨盤を締めればいい」という単純な考え方ではなく、現在の姿勢や骨盤の動き、腰・股関節周囲の筋肉の状態を確認することが重要です。
産後はホルモンだけでなく「育児による身体の使い方」も重要
産後の身体の変化を考えるとき、ホルモンだけに注目するのではなく、毎日の生活も大きく関係します。
例えば、
「いつも右腕で赤ちゃんを抱っこする」
「授乳中に同じ方向を向いている」
「床に座る時間が長い」
「赤ちゃんを抱えたまま立ち上がる」
「睡眠不足で身体を休める時間が少ない」
こうした積み重ねによって、腰・骨盤・股関節周囲に負担が集中することがあります。
さらに産後は睡眠不足になりやすく、厚生労働省も夜間授乳による睡眠不足や、育児・家事を頑張りすぎることによる体調への影響について案内しています。
だからこそ当院では、産後の骨盤を「開いている・開いていない」だけで判断しません。
産後は、妊娠中の体重変化やお腹が大きくなることによる姿勢の変化、出産後の抱っこや授乳などによって、身体に負担がかかりやすくなります。
特に、腰や骨盤周辺に負担が集中したり、左右で身体の使い方に違いが出たりすることで、腰痛や股関節周辺の違和感、肩こりなどにつながることがあります。
当院の骨盤矯正では、単に骨盤だけを動かすのではなく、姿勢や身体の動き、筋肉の緊張などを確認し、一人ひとりの状態に合わせて施術を行います。
① まず身体の状態を確認
施術前に、腰や骨盤周辺だけでなく、背中・股関節・肩周りなど全身の状態を確認します。
産後は、抱っこや授乳など同じ姿勢を繰り返すことが多いため、
- 腰に負担がかかりやすい姿勢
- 骨盤周辺の動き
- 股関節の動き
- 左右の身体の使い方
- 腰やお尻周りの筋肉の緊張
などを確認し、現在の身体の状態に合わせて施術内容を考えます。
② 骨盤周辺のバランスを整える
骨盤矯正では、強い力で無理に動かすのではなく、身体の状態を確認しながら骨盤周辺の動きを整えていきます。
特に産後は、筋肉や関節周辺に負担がかかっていることもあるため、痛みの強さや体調などを考慮しながら、無理のない範囲で施術を行います。
「骨盤を正しい位置に固定する」というよりも、骨盤周辺を含めた身体全体のバランスや動きやすさを整え、日常生活で身体にかかる負担を減らすことを目指します。

③ 腰・お尻・股関節周りの筋肉にもアプローチ
骨盤周辺の状態だけでなく、腰やお尻、股関節周辺の筋肉の緊張も確認します。
産後は、赤ちゃんの抱っこや授乳、床からの立ち上がりなど、日常生活の中で腰やお尻に負担がかかる場面が増えます。
そのため、必要に応じて手技などを組み合わせながら、筋肉の緊張を和らげ、身体を動かしやすい状態を目指します。
④ 日常生活での身体の使い方もアドバイス
施術だけでなく、普段の身体の使い方も大切です。
例えば、
- 抱っこをするときの姿勢
- 授乳時の姿勢
- 座るときの姿勢
- 赤ちゃんを持ち上げるときの動作
- 自宅でできる簡単なストレッチ
など、現在の状態に合わせて日常生活で気をつけるポイントもお伝えします。
産後の身体は生活習慣の影響を受けやすいため、施術と日常生活の両方から身体をケアしていくことが大切です。
産後の骨盤矯正は「骨盤だけ」を見るのではありません
産後の身体の不調は、骨盤だけが原因とは限りません。
腰・股関節・背中・肩など、全身の動きや筋肉の状態が関係している場合もあります。
そのため当院では、骨盤だけに注目するのではなく、全身のバランスや日常生活での身体の使い方まで確認しながら、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
産後の腰痛や股関節の違和感、身体の重だるさ、姿勢が気になる方など、気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください。

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